幸せになる人・不幸になる人の二つの種類の人間
世の中には、大別すると二種類の人間がいます
一つは他人から何かを得ようとしたり、奪うことに意識が向いている人
二つ目は自分から進んで何かを得る努力をしたり、人には分け与えることを意識した人です
前者の場合は、人から同情を得たり、愛情を得ようとして、無意識のうちに自らを不幸に陥れる場合があります
自分を不幸にするなんて考えられないと、表面意識では思うでしょうが、不幸な状況を作り出すことで責任を回避したり、周りの同情を得ていることが人には多いのです
たとえば、子供がよく熱を出して親の愛情を得ようとする場合などが挙げられます
これは子供の時ばかりでなく、大人になっても知らず知らずに、周りから同情をかうために不幸を引き寄せていることがあるのです
そのように消極的に自らが不幸になることによって、周りからの愛情を得ようとすることもありますし、積極的に人から何かを奪い取って、自らのものとしようとする場合もあります
人から地位を奪ったり、恋人を奪うこともありますし、お金を得ようとして必死になっている人もいるでしょう
そのように、消極的に他人から得ようとしたり、積極的に他人から奪おうとする考えの人がいます
こうした人たちは、社会や環境が悪くて自分は不幸なったと考えたり、人が愛情を注いでくれないと不平不満や愚痴の多い人となったり、他人を見たら敵と思ったり、獲物を見るように情けなく人を見るようになります
それとは反対に、自分の努力で何かを得ようとして頑張り、自らの手で成功や幸せを手に入れて、それを周りの人にも還元していこうと思える人です
自らの努力で道を切り開いていくことの大切さを知っている人でも、その後に、世の中に還元していく考えを持たない人もいます
自ら努力しつつ、成功は周りの人たちの助けによって得られたものだと謙虚に受け止め、世の中に役立つことをしていこうとする人が、もう一つの種類の人間です
自ら蒔いた種は、いずれ自らが刈り取ることを知っている人間であり、その豊作を人々と共有する楽しさを知っている智者となります
人はどのように物事を考えて捉えていくかで、未来を変えていける存在です
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