安倍首相と共謀罪
昨日、共謀罪法案が成立しました
国会でも紛糾していて、いろいろと問題を含んだ法案だったと思います
テロ対策には必要だという意見はあるでしょう
確かに日本は無防備なところもありますので、テロについてもっと考えていけないところはあるかと思います
ただ、テロについての対策として考えるなら、有効性は疑問もあり、それよりも重要施設をもっと重装備した専門部隊なり自衛隊が警護できるように法整備したほうがよいでしょう
現在は民間の警備会社が核施設を普段は警備しているような状態で、民間ですからもちろん銃器も持たずに警備しているということです
これでは工作員が武器を所持していれば、簡単に占領される危険性あります
そうした重要なライフラインをテロから守れるような整備をしていくのが必要です
今回の共謀罪については、国への批判を抑えるためという意味合いがあるように感じられます
国政を批判するようなデモとかしていて、警察にマークされたら民間人としては嫌でしょうから、そうしたものに参加しずらくする目的も含まれているのではないかと感じられました
テロへの対策も重要ですが、行き過ぎた監視社会にならないように気を付けるのも大切でしょう
それと安倍首相は本籍地が山口県にあります
山口県はかつて幕末に活躍した長州藩で、多くの偉人を輩出した地でもあります
吉田松陰先生に始まり、高杉晋作、井上馨、山形有朋、伊藤博文、久坂玄瑞、木戸孝允、など多くの幕末の偉人が排出された地域です
安倍首相も、こうした方々を尊敬されておられると思います
ですが皮肉なことに、もし幕末に共謀罪があったなら、こうした偉人の方々も共謀罪に引っかかっていたはずです
時の政府である幕府の転覆を、志士たちと話し合っていたわけですから、共謀罪があれば適応されていたでしょう
政権に批判的であることが悪だという考えになると、幕末の偉人の方々も評価が落ちてしまうことになります
ですので、この法案はもっと慎重にされたほうがよかったのではないかと思います
テロ対策であるならば、もっと有効なものへの法整備をされたほうがよいでしょう
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