チャレンジ精神が道を開く


先日は「フラッシュダンス」という80年代に人気となった映画を見返しました



三十年以上前の作品なので、若い人はご存知ないでしょうから、以下にストーリーを紹介します

アメリカのピッツバーグが舞台で、プロのダンサーになる夢を抱きながら、昼は製鉄所で溶接工、夜はバーでダンサーをしながらダンスの練習に励む18歳の女性、アレックス(アレキサンドラ・オウエンズ)が主人公の物語です

アレックスはダンサー養成所のオーディションを受けようと応募用紙をもらいに出かけますが、応募用紙にダンス経験や教育の有無を記入する欄があり、他に並んでいる応募者達はバレエ等ダンスの基礎を習得した者ばかりで、独学でダンスの練習を続けてきたアレックスは自信を喪失し、用紙も取らずそのまま帰ってきてしまいます

その後、何とかダンサー養成所のオーディションに再び挑戦する勇気を取り戻し応募用紙を提出します

アレックスは勤めていた製鉄所の社長ニックと付き合っていたのですが、彼がコネを使って、アレックスが合格するよう仕向けます

それに気づいたアレックスはニックに激怒し、オーディションを受けることをやめると言います

怒るアレックスにニックは「本当はオーディションを受けるのが怖いのだろう」とアレックスの心情を見透かします

友人が夢に挫折し、アレックスは相談相手である引退したバレリーナのハンナが突然死んだことを知り自身の未来に失望しかけますが、もう一度オーディションを受けようと決意します

オーディションで最初はよろめくが最初からやり直し、独創的なダンスで挑み、初めは全く興味を示さない審査員でしたが、予想もしないダンスに圧倒され見事合格を勝ち取るというストーリーです

内容は以上のようなものです

人は失敗して傷つくことを恐れるため、何もしないことを安全策としてとることがあります

特に年を取るにつれて、痛い経験も積むと、チャレンジすることを怖がり、守ることに徹するようになるのではないでしょうか

ですが何事も挑戦し、チャレンジしていかなければ道は開けないものです

恋愛などでも、フラれると辛いという気持ちから、本心を打ち明けられずに、別れていくこともあるでしょう

「もし告白して、フラれてしまったら恥ずかしいし、傷つくので、何もしない方がよい。その方が傷つかずに済む」という選択をしがちでしょう

仕事においても、成功するか予想のつかない、前例のない分野には、やはりチャレンジするのはしり込みするでしょう

「今までやってきた仕事を、そのまま続けていれば大きな失敗は無い、新たな分野に挑戦すると大きなリスクとなる、だから何もしないのが得策だ」と防衛に回りがちです

ですが何度もチャレンジを繰り返さなければ、道を切り開いていくことはできません

一度や二度では失敗で終わることもあるでしょう

何度も繰り返し挑戦していく中に、硬い岩盤も貫き、成功への道が開けてきます

いつも言い訳を探して、守るだけの意識になってしまっていないか、振り返って反省してみましょう

失敗して傷つくことは辛いですが、それを糧として挑戦し続けることでこそ、物事は成し遂げられていきます

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