自分の個性を愛すること



(再掲)今回は老荘思想的な考えを述べて見ます

いろんな方からメールで相談を受けることもあります

そのなかで、自分はあれも出来ない、これも出来ないと、ご自身の弱点や苦手なことをいろいろ上げて、出来るようになりたいと悩んでいる方がいます

ですが、人間と言うものは、何でもかんでも器用にこなせるばかりではないでしょう

得意な部分があれば、不得意なところもあります

たとえば私などは、一つの物事に集中する傾向があって、その他の物事に注意が散漫になるところがあって、色々な事に気を配るような作業は苦手です

一つの事に考えが行っているので、よく忘れ物をしたり、別な作業で見落としたりすることがあるのです

ですので、同時に幾つも注意を払わなければならない作業は苦手ですが、何か突き詰めて考えるような、アイディアを生み出したり、研究するような作業は得意と言えます

このように、短所と長所は表裏一体の所があるので、なにか弱点があるということは、逆の面でよいところがあると言えます

もちろん、短所を修正して、長所を伸ばすことは良い事ですが、それに捕らわれ過ぎて、自信喪失になったり、自分を責めすぎたりするのはよくないでしょう

特に宇宙由来の魂の方は、普通の人と違った個性を持たれている方が多いので、時に誤解されたり、あるいは周囲と馴染めず、一人浮いてしまって、イジメに合うこともあります

そうした時に、自己嫌悪に陥らずに、ある程度、弱点と思えるところも個性として受け入れることもありえるでしょう

受け入れることで、それでは日常生活に不都合が無いように、どのように工夫したらよいかなどのアイディアを出したらよいと思います

老荘思想というのは、このように努力や向上の発想だけでは、息詰まって、閉塞感に苛まれるのを緩める、緩衝材の働きがあります

努力や向上の考えばかりだと、社会は激しい競争社会に見舞われて、うつ病患者や自殺者などが増えていってしまう傾向があるため、たまには息抜きしてみようと言う思想でしょう

人間は長い長い生命のサイクルを生きているのですが、ずっと山道を歩き続けていると疲れが溜まって倒れてしまうこともあるので、たまには道端に腰を下ろして、周りの風景を楽しむことも必要だよっと教えてくれているのだと思います

「その長ずる所を尊び、その短なる所を忘る。」

「足るを知れば辱められず」

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