スピリチュアルで失敗する原因


昨日は人と人の思いがバッティングすることで、願望を打ち消しあい、望みが叶わないことを述べました

ほかにも、この世では物理世界の法則というものがあって、思いと物質との拮抗によって成り立っています

あの世の世界では、心そのものの世界であって、思ったことが現実となる世界です

あの世では、会いたいと思えば人と会えますし、どこかに行きたいと念じれば、地球の裏側にも瞬時に行けます

そして、空を飛ぼうと思えば飛べますし、水の中を自在に泳ぐこともできます

何かが欲しいと念じれば、それが目の前に現れてきます

そして自身の発する波長によって、同じような者と通じ合いますので、同じ波長の者同士で作り上げた世界に住みます

そのように、あの世の世界では思いが現実を作り出す世界であり、念じたことは実現していきます

この世の世界も、そうした法則が当てはまるのは事実で、スピリチュアルで言われていることはこの世でもあります

しかし、この世は物質の世界であり、思いだけでは、現実を作り出すのに抵抗が強くて、なかなか実現していかないのです

それをスピリチュアルな知識では理解できなくて、失敗しることがあります

たとえば、以前に私の住んでいた所の近所では、年に数回も自動車の衝突事故の起こる交差点がありました

そこは、南から北に上がってくる道では、交差点の手前がすこし隆起しているため、交差点の直前にならないと、そこに東西の道が交差しているのが分からず、そのまま交差点に突っ込んでしまい、事故になることが多かったのです

そこで、スピリチュアルな解決策としては、周りの住民で、事故が起こらないように祈ったり、人々の波長を高めて、ネガティブなことが起こらないようにしようとする考えがあるでしょう

それも確かに効果があると思いますが、物質的な対処というのもこの世では有効となります

実際にどうしたかというと、その交差点に信号をつけるようにしたのです

すると事故は起こらなくなりました

そのように、この世では思っただけでは、なかなか問題を解決することにはならず、現実問題として、物質世界での実際の行動で解決していかなくてはならない事があるのです

上記で取り上げた事故だけではなく、平和についても同じことが言えます

善良な方で、平和を願っていると、あの世では同じく平和を願う者同士で波長が合い、平和な世界を作り出してそこに住めますので、平和でいられます

逆に闘争心が多い者は、あの世で争いあっている者同士の戦争の世界へと赴きます

そのようにあの世では波長によてそれぞれの住みわけがなされますので、ご自身の発する波長が住む世界を決めます

この世でも、そうした法則は影響するのですが、この世では波長の違う者同士でも、同じ世界に住まなくてはならないのです

ですので、この世では平和を願っているだけでは、平和な世界は実現できず、平和のためへの実際の現実的な対処への行動をしなければ、平和にはなっていきません

スピリチュアルな学びをしている者には、霊的な法則には通じていますが、物質問題への理解が浅いため、間違った方向に導いてしまうことがあるのです

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