先祖供養の落とし穴


今日は彼岸入りですので、先祖供養について書いた記事を再掲載いたします

世の中の霊的なものを扱ったドラマやマンガなどは、たいてい未浄化な霊、あるいは悪霊とされる存在を中心に描かれていることが多くあります

そうしたネガティブな存在ばかり取り上げることで問題もあるように思います

たとえば、引っ越した先に未浄化な霊があって、障りをなすとか、先祖の人で迷っている人がいて、それが原因で不幸が続くとか、そうした話しが霊的なこととして語られるもので多くを占めるにいたっています

そのような話しが蔓延することで、自分の不幸や不運の原因を、周りのものや環境のせいにする、責任転嫁の思想が広まってしまっています

未浄化な霊が悪さをなしているから自分は不幸であって、それを霊能者にお祓いしたらよくなるだとか、先祖供養すればよいだとかいう考えになりがちです

占いもそうで、運命というのが、自分の外にある要因で、運不運が左右されるという、責任転嫁の考えとなります

たしかに、世の中にはいまだに浄化されていない霊の方もたくさんいらっしゃり、そうした方が影響を及ぼしていることも事実としてあります

ですが、そうした未浄化な方というのは、未浄化である原因は、大抵、自身のおかれているよくない状況を、周りや人のせいにする考えを持っていることが原因として多くあります

たとえば、自分が浮かばれずに苦しい状況にあるのは、子孫がちゃんと供養していないからだとか、周りが悪くて、そのせいで自分は苦しい目にあっているなどと考えます

そうした考えを持った未浄化な霊が影響を与えるのは、同じような考えを持つ者、つまり、自分の不運や不幸を、先祖が迷っているからではないかとか、悪い霊のせいではないかと、責任転嫁するものにかかってくるのです

霊的な世界では、同じような考えを持ったもの同士が、通じ合うという法則があります

ですので、そうした人のせい、霊のせい、運命のせいにして、お祓いや占いや先祖供養などに頼ろうとする人は、同じように不幸の原因を他人のせい、子孫のせいにする霊と通じ合うのです

一方、失敗や悪いことがあったら、これは自分の努力が足りなかったからだとか、考え違いがあったからだと、自分の責任と認めて努力する人であれば、そうした未浄化な霊とは波長があわないので通じないのです

ですので、良いことがあれば、周りの人のお陰ですと謙虚に考え、悪いことがあれば、自分の足りなさからきていると考える人は、よき者と通じあい

良いことがあれば、それは自分の才能だと不遜に考え、悪いことがあれば、人のせいや社会のせいにする人は、同じような考えの悪しき者と通じていきます

そのように、自身の不幸の原因を、何か外部の責任とする考えが蔓延することは、不幸を呼び込む方向へと社会が進んでいきます

これは政治思想にもいえることで、共産主義などは、不幸なひとがいるのは、そうしたお金持ちのせいだとか、権力を持ったもののせいだとかいう、外部の責任にする考えを中心にしています

そうした思想を中心にした国になると、国全体が不幸になるのです

成功することを個人の努力などにおき、チャンスは平等にして、その結果は個々の努力しだいで公平に表す社会では、個人が努力や創意工夫していくことで発展して、結果的に全体のかさ上げになっていきます

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