良質アニメーションデモリール集1

どうもヨーヘーです。

今回はストーリーテリング、アクティングチョイス、アニメーションの基礎などの点において
質の高いデモリールをいくつかご紹介したいと思います。



まず一つ目はPriscila(プリスィラ)という女性のリールですが、彼女は2012年のPIXARインターンに入りそのままPIXARで就職したアニメーターです。2D出身でありMayaはおそらく1,2年くらいしか触っていない感じでしたがその2Dで培ったアニメーション能力はすぐに発揮されあっという間に凄いレベルに到達していました。彼女がインターンに入った際のデモリールがコチラ↓



P. Vertamatti's Character Animation Reel 2012 from Priscila Vertamatti on Vimeo.



そしてそのプリスィラさんですが、そのPIXARインターンの課題で作ったリールがこちらです。
普通インターンで就職するとクラウドアニメーション(バックのキャラクターなど)にまわされてすぐにはショットをもらえないのですが彼女はインターン生の時点ですでにシニアクラスのレベルだったのでショットを貰うまで時間はあまりかからなかったそうです。


Pixar Animation Intern Reel 2012 - Priscila Vertamatti from Priscila Vertamatti on Vimeo.



こちらはTwitterでも紹介したのですが、Boという女性が作ったモノログのブロッキングです。彼女は現在LAで働いていて、PIXARインターンに関係はありません。
ブロッキングの時点でストーリー上何が起きているかハッキリと分かる素晴らしいできです。
幸せそうな男性の表情にこちらまで笑顔にさせられてしまいます。こういった人の心を動かす
アクティングチョイスこそがエンターテイメントには必須なのでしょう。


Dialogue test - Blocking from Bo Hwang on Vimeo.



そしてこちらはシカンダ君という若いアニメーターの男性です。
彼もPIXARインターンに入った一人です。下の動画がその際彼が提出したリールです。
フィジックス(物理)はこの時点ではあまり得意ではなさそうですが
アクティングチョイスが抜群にいいのです。

PIXARはそういったアクティングチョイスやアイディアの部分を重んじる傾向があるので
かれはそこで抜擢されたタイプでした。


Sikand Srinivas Animation Reel May 2014 from Sikand Srinivas on Vimeo.



そしてコレがシカンダ君がインターンの課題で作ったリールです。
動きのタイミングがしっかり計算されたものになっています。
ウッディーと飛行機のショットはキーフレーム間がものすごい勢いで繋がっています。


Sikand Srinivas Pixar Animation Internship Reel 2014 from Sikand Srinivas on Vimeo.

今回は3人しか紹介していませんがまた改めて更新しようと思います。



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