アクティングにおける日本とアメリカの文化の違い
どうも、よーへーです。 近頃ビデオを撮る時間がなかなか確保できないのでたまにはブログらしく文章でも 書いてみようかなと思った今日この頃です。 タイトルのアクティングにおける日本とアメリカの文化の違いということですが これはここ最近気が付いた面白い点です。 ここでまずは割り切ってハッキリ表現すると...アクティングに関してはアメリカの方が アニメーションにおいて深く掘り下げて考えている と私は思います。 (特に3Dアニメーション) こう言うと自分がアメリカにいるアニメーターだからアメリカびいきしてる と思われるかもしれませんが、いえいえ、そういう訳ではなく単純に どこに美学を見出すかの国による文化の違いだと私は捉えているのです。 時々聞きませんか? 「アメリカに行くと自己主張をハッキリしないといけない」 という噂。 これだけ聞くとまるでアメリカ人が他人の気持ちを気にせずにズバズバと物を言う 人たちのようですよね? でも実のところはそうでもないのです。 正直なところ私がアメリカに来てからこういった自己表現の面において 日本人とアメリカ人の違いをそれほど感じたことはありません。 アメリカ人もみなお互いに気を使うし、何か意見を言うときはできるだけ角が立たないように、 相手の意見もちゃんと理解している態度を示しつつ、相手と違う意見を切り出したりと しっかり相手の気持ちを考えることが当たり前です。 ではなぜ私が 日本とアメリカが文化的にアクティングに対する考え方が違う と言いますと... それは 美徳 の違いです 日本人は... 言われなくても相手の欲しいものを先に気が付いてあげる 相手が要求しずらいことを先にしてあげることで喜んでもらう という察することの美学があるのです。 それは日本人の非常に美しい文化の一つだと私は思っています。 世界とは類を見ないほどの接客対応のレベルの高さも この思いやりの心情からくるものでしょう。 しかしこの文化こそ「アメリカに行ったら自己主張をしっかりと」 と言われる由縁なのです! なぜなら! アメリカ人は基本的に気が利きません 。 こう言い切ってしまうのもどうかと思いますが、 それくらい思っておいたほうが期待しなくていい!と言えるくらいです。 まず、「言ってないのに自分のして欲しいことをしてくれる」ということはまず無いです。 でもちゃんと言えば、...