人型タイプのリグ紹介
今回は人型キャラクターのリグが欲しいけれど見つけ方が分からないという方のためにいくつかのリンクを紹介しようと思います。
私の母校Academy of Art University のピクサークラス向けに作られたリグだと聞いています。ローポリゴンで作られているため非常に動作が軽く、フィジカルな動きのあるアニメーションなどでは重宝します。会話のシーンでもそこまで問題はありませんが他のリグにくらべて
リップシンク(口の動きを音声に合わせる作業)での動作範囲に限界があります。
見た目がシンプルな故にフィジックスがちゃんとできていれば、それがしっかりと見た目に反映されます。ピクサークラスの先生達は基本的にノーマンを学生に使わせ、他のリグは「シェイプが見づらい」という理由で使用許可をしてくれないほどです。サッパリしすぎていますが個人的にもこれが一番お勧めのリグです。↓こちらからどうぞ。
https://drive.google.com/folderview?id=0BxAjbRYYp40hNGh0cGZ6RVdpazQ&usp=sharing
※関節の隠れているネイキッドノーマンも追加しました。
http://www.romanim.com/norman_database.php
http://skadloori.blogspot.com/
↑上記の二つのリンクではノーマンのモディファイ(改造)されたバージョンがUPされています。
ノーマンは基本的にこういった加工をほどこして使うためのベースだと思ってもいいでしょう。
それ故にエディットも他のリグに比べて簡単です。
http://www.joshburton.com/projects/morpheus.asp
フェイシャルが十分に充実していてノーマンに比べて感情表現がしやすい傾向があります。ただハイポリで重たいためノーマンに比べてプレイブラストをする際に時間がかかります。標準で顔のモディファイがしやすいようにコントローラーが付いているのでブレンドシェイプなど面倒な作業無しである程度まで人相を変えることができるのが嬉しいところです。
短所としては身体のアウトラインがクリアーでなくボコボコしているのでアニメーションとしてのシェイプが見えずらいです。これはある一定以上のレベルになってくると聞こえ以上に問題になってきます。その他にアイブリンクをする際に眼球の向きを上げ下げするとまぶたまでもが一緒になって動いてしまいます。これはかなりいらないサービスで、アイブリンクを綺麗に仕上げても身体のアニメーションを少しやり直したりすると見る方向と共にまぶたも大々的にやり直すハメになります。
見た目がノーマンよりもカッコ良くコントローラーはマルカムほど複雑ではないので初心者のうちはこのモーフィアスを選びがちですが実はこれが僕が一番進めたくないリグです。(自分も過去にだいぶ使っていました…。)
コントローラーの数が半端じゃないです。
「限りなく限界の無いリグを使いたい!」という方にはコレです。
フェイシャル、指と手など細かい部分のアニメーションがどこまでも操作できます。
個人的には頭の大きさに比べて体がとても長細いのが欠点だと思っています。ウェイトバランスを保つうえで実際の人間よりもだいぶ大げさにポーズを作らないと見た目がアンバランスに見えやすいです。カートゥーニー色の強いアニメーションをやりたい方にはより価値を発揮するんではないでしょうか。
マルカムはこちらのアニムスクールのページにてダウンロードできます。
http://www.animschool.com/DownloadOffer.aspx
Proceed to Download Agreement Pageと描いてあるリンクが一番下にあるのでそちらを
クリックしてください。。
無料会員登録が必要ですが利用上の注意点に目を通す必要があるだけです。
(内容はたしか首を切り落としたりなど残酷なシーンやセクシュアルなシーンに使わないこと、
とかだった気がします。)
お気づきかと思いますがこのリンク先ではPicker というツールもダウンロード可能です。
これはものすごく便利なものなのでぜひ使ってみてください。
http://www.joshsobelanimator.com/#!bonnie-rig/c1k6j
いかにもアメリカンなムチムチしたお姉さんです。
フェイシャルはかなり良い感じです。リップシンクもしやすく口元と眉毛は十分に動きます。
頬がもう少し上下できればそれ意外ではとくに文句はないのですが、
身体はデザイン上、上半身と下半身のサイズがだいぶ違います。
激しいフィジックスのショットなどになるとその変がバランス的に問題になってくるかもしれません。
「モーマンorノーフィアス」
こちらは私が勝手に自作でつくったものなんですが、頭はモーフィアス体がノーマンというミックスされたリグです。
体は軽い重さのモーフィアスで顔はフェイシャルがそこそこなモーフィアス。
意外と使い勝手がいいです。
頭の移植方法、服や肘を隠す方法はまた別の回にご紹介しようと思います。
こんなところでしょうか?
他にも沢山のリグがネット上にはありますがとりあえずここで紹介させていただいたものだけでもデモリールを作る上では十分です。
※ここで掲載しているものは全て問題なく個人利用できるものばかりですがこれ以外の一定のリグには注意が必要です。I animate というオンラインスクールでは提供しているリグを使ってリールを作れるのは実際にI animateのクラスを取っている学生のみとしています。例えば自分はI animateを受講していないのに、受講している学生友達からリグをもらってリールに使ったりしてしまうと、いざデモリールを提出した際に学生登録が無いことがバレて悪い印象を持たれる可能性があります。(I animateの先生はPIXARやDreamWorksのアーティストですからバレます。)ということでこの点に関しては十分に注意しましょう。
「ノーマン」 「ネイキッドノーマン」
私の母校Academy of Art University のピクサークラス向けに作られたリグだと聞いています。ローポリゴンで作られているため非常に動作が軽く、フィジカルな動きのあるアニメーションなどでは重宝します。会話のシーンでもそこまで問題はありませんが他のリグにくらべて
リップシンク(口の動きを音声に合わせる作業)での動作範囲に限界があります。
見た目がシンプルな故にフィジックスがちゃんとできていれば、それがしっかりと見た目に反映されます。ピクサークラスの先生達は基本的にノーマンを学生に使わせ、他のリグは「シェイプが見づらい」という理由で使用許可をしてくれないほどです。サッパリしすぎていますが個人的にもこれが一番お勧めのリグです。↓こちらからどうぞ。
https://drive.google.com/folderview?id=0BxAjbRYYp40hNGh0cGZ6RVdpazQ&usp=sharing
※関節の隠れているネイキッドノーマンも追加しました。
http://www.romanim.com/norman_database.php
http://skadloori.blogspot.com/
↑上記の二つのリンクではノーマンのモディファイ(改造)されたバージョンがUPされています。
ノーマンは基本的にこういった加工をほどこして使うためのベースだと思ってもいいでしょう。
それ故にエディットも他のリグに比べて簡単です。
「モーフィアス」
http://www.joshburton.com/projects/morpheus.asp
フェイシャルが十分に充実していてノーマンに比べて感情表現がしやすい傾向があります。ただハイポリで重たいためノーマンに比べてプレイブラストをする際に時間がかかります。標準で顔のモディファイがしやすいようにコントローラーが付いているのでブレンドシェイプなど面倒な作業無しである程度まで人相を変えることができるのが嬉しいところです。
短所としては身体のアウトラインがクリアーでなくボコボコしているのでアニメーションとしてのシェイプが見えずらいです。これはある一定以上のレベルになってくると聞こえ以上に問題になってきます。その他にアイブリンクをする際に眼球の向きを上げ下げするとまぶたまでもが一緒になって動いてしまいます。これはかなりいらないサービスで、アイブリンクを綺麗に仕上げても身体のアニメーションを少しやり直したりすると見る方向と共にまぶたも大々的にやり直すハメになります。
見た目がノーマンよりもカッコ良くコントローラーはマルカムほど複雑ではないので初心者のうちはこのモーフィアスを選びがちですが実はこれが僕が一番進めたくないリグです。(自分も過去にだいぶ使っていました…。)
「マルカム」
コントローラーの数が半端じゃないです。
「限りなく限界の無いリグを使いたい!」という方にはコレです。
フェイシャル、指と手など細かい部分のアニメーションがどこまでも操作できます。
個人的には頭の大きさに比べて体がとても長細いのが欠点だと思っています。ウェイトバランスを保つうえで実際の人間よりもだいぶ大げさにポーズを作らないと見た目がアンバランスに見えやすいです。カートゥーニー色の強いアニメーションをやりたい方にはより価値を発揮するんではないでしょうか。
マルカムはこちらのアニムスクールのページにてダウンロードできます。
http://www.animschool.com/DownloadOffer.aspx
クリックしてください。。
無料会員登録が必要ですが利用上の注意点に目を通す必要があるだけです。
(内容はたしか首を切り落としたりなど残酷なシーンやセクシュアルなシーンに使わないこと、
とかだった気がします。)
お気づきかと思いますがこのリンク先ではPicker というツールもダウンロード可能です。
これはものすごく便利なものなのでぜひ使ってみてください。
「ボニー」
http://www.joshsobelanimator.com/#!bonnie-rig/c1k6j
いかにもアメリカンなムチムチしたお姉さんです。
フェイシャルはかなり良い感じです。リップシンクもしやすく口元と眉毛は十分に動きます。
頬がもう少し上下できればそれ意外ではとくに文句はないのですが、
身体はデザイン上、上半身と下半身のサイズがだいぶ違います。
激しいフィジックスのショットなどになるとその変がバランス的に問題になってくるかもしれません。
「モーマンorノーフィアス」
こちらは私が勝手に自作でつくったものなんですが、頭はモーフィアス体がノーマンというミックスされたリグです。
体は軽い重さのモーフィアスで顔はフェイシャルがそこそこなモーフィアス。
意外と使い勝手がいいです。
頭の移植方法、服や肘を隠す方法はまた別の回にご紹介しようと思います。
こんなところでしょうか?
他にも沢山のリグがネット上にはありますがとりあえずここで紹介させていただいたものだけでもデモリールを作る上では十分です。
※ここで掲載しているものは全て問題なく個人利用できるものばかりですがこれ以外の一定のリグには注意が必要です。I animate というオンラインスクールでは提供しているリグを使ってリールを作れるのは実際にI animateのクラスを取っている学生のみとしています。例えば自分はI animateを受講していないのに、受講している学生友達からリグをもらってリールに使ったりしてしまうと、いざデモリールを提出した際に学生登録が無いことがバレて悪い印象を持たれる可能性があります。(I animateの先生はPIXARやDreamWorksのアーティストですからバレます。)ということでこの点に関しては十分に注意しましょう。
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